ローコードテスト自動化ツール T-DASH

2025/09/19

9月12日「T-DASHテスト自動化セミナーT-DASHハンズオンセミナー~Windowsアプリを実際にテスト自動化してみよう~」の質疑に関して

9月12日に開催しました、「T-DASHテスト自動化セミナーT-DASHハンズオンセミナー~Windowsアプリを実際にテスト自動化してみよう~」にて、セミナー中やアンケートにて多くのご質問や課題を頂戴いたしました。
時間の都合上、セミナー中に皆さまのご質問にお答えできなかったこともあり、ご参加いただきました皆さまから頂戴したご質問・課題について、回答として掲載いたします。

ぜひ、ご参考にご覧ください。

Q&A

Q1:リモートデスクトップ接続を利用したテスト自動化は可能か。
例)自分のPCでT-DASHを使用し、リモートデスクトップ接続先のPCに対してテストを実行する。

ご質問ありがとうございます。
T-DASHは、起動しているPC上で動作しているアプリケーションを操作・監視する仕組みとなっております。
そのため、リモートデスクトップ接続を通じて、別のPC上のアプリケーションを直接制御することはできません。
つきましては、リモートデスクトップ接続先のPCにT-DASHをインストールしていただき、そのPC上でT-DASHをご利用くださいますようお願い申し上げます。


Q2:弊社製品のテストの中でコマンドを実行(コマンドプロンプト)した結果を確認する項目がございますが、そのようなテスト項目にも対応可能でしょうか。
可能であった場合、その実現方法としてはどのような方法になるかご教示ください。

ご質問ありがとうございます。
標準機能では対応しておりませんが、カスタム動作を作成することで実現可能です。
T-DASHでは、カスタム動作を利用することで、PythonコードやRobot Frameworkのキーワードを実行することができます。これにより、コマンドプロンプトの操作や結果検証を実装していただくことが可能です。
ぜひご活用くださいませ。

(参考)
チュートリアル :カスタム動作を作成しよう / Pythonで作成
チュートリアル :カスタム動作を作成しよう / Robot Frameworkで作成
チュートリアル :カスタム動作の参考


Q3:弊社製品のテストの中で、どうしても人間が介入しなければならないテスト項目がございます。
その場合は、テストをスキップする又はテストの自動実行を一時的に停止するなどの処理は可能でしょうか。

ご質問ありがとうございます。
標準ではご提供しておりませんが、カスタム動作を利用することで実装が可能です。
たとえば、Robot Framework の Dialogsライブラリをご利用いただくことで、ユーザーの入力待ちを組み込むことができます。

(参考)
Dialogsライブラリ

なお、Webテストにおいては、標準機能として「テストを一時停止する」機能をご用意しております。
ぜひご活用くださいませ。

(参考)
チュートリアル :テストを一時停止する



T-DASHでは、T-DASH公式サイトにて様々な使い方を紹介するチュートリアルや機能についてのFAQがございます。また、ご利用に関するご不明点はT-DASHサポートまでお気軽にご相談ください。
引き続き、T-DASHをよろしくお願いいたします。

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