ローコードテスト自動化ツール T-DASH

テスト自動化を自然言語(日本語・英語)でできるツールがある!?

品質とリリーススピードのバランスという課題の対策の一つとして、テスト自動化を導入したいというお考えはありませんか?テスト自動化を自然言語(日本語・英語)でできるテスト自動化ツールがあるそうです。どんな面で利点があるのかご紹介していきましょう。

テスト自動化 導入していますか?

品質とリリーススピードのバランスという課題、みなさんはどう解決されているのでしょうか?ベテランメンバーの感覚だったりしますか?品質を上げるにはしっかり計画して実装してしっかりテストまでするのが一番です。しかし、スピードは競争力に直結し、現場ではもっとも求められるといっても過言ではありません。

高品質のまま、リリースのスピードアップをしようなんてすると、現場は人手不足になってしまいます。開発しているからには高品質にしたくて、現場は無理してしまうこともあるのではないでしょうか?

そこで、テストは機械に頼ろう!テストを自動化しよう!という動きを見聞きすることが増えているように思います。テスト自動化 導入されていますか?

テスト自動化導入にあたっての問題点は、「導入コストを回収できない」「属人化」などが挙げられます。元々、人手不足なのにテスト自動化をするために開発のできる人材を確保しないといけないのです。テスト自動化を始めてもその後のメンテナンスがおざなりになって、気が付いたときにはスクリプトが機能追加に対応していないから動かない…作ったあの人しかわからない…導入コストがまだ回収できない…ということが起こります。

そこで弊社は、T-DASH(ティダッシュ)というテスト自動化ツールを開発しました。

このテスト自動化ツールの一番の特長は、「自然言語(日本語・英語)でスクリプティングできること」です。

プログラミング言語の学習をせずにテスト自動化開発できるため、人材の確保がしやすくなります。また、自然言語で作成しているので、誰が見てもどんな手順で動いているのかが分かり、「作ったあの人しかわからない」を回避できます。メンテナンスしやすく使い続けられるということで、導入コストの回収についてのリスクを下げることができるのです。

テスト自動化は英語が当たり前!グローバル化が進む現場

みなさんの開発現場でも色んな国の仲間が増えていませんか? 令和2年末の在留外国人数は,2,887,116人令和元年末よりは減っているものの、それ以前よりは増えているそうです。

国籍別では、上位から中国、ベトナム、韓国、フィリピン、ブラジルetc…

エンジニアは「技術・人文知識・国際業務」(に該当すると予想すると)283,380人です。

参考文献

https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00014.html

https://www.moj.go.jp/isa/content/001371139.pdf

日本で働いている方は、日本語のレベルもかなり高い方が多いですが、英語はもっと得意だよと言う場合が多いように感じます。オフショアの方は、さらに英語の方が得意です。英語OK・日本語NGの方と働ける体制が作れたら、今よりもっと仲間探しが容易になります。

ということで、テスト自動化ツール「T-DASH」は英語にも対応しており、「自然言語(日本語・英語)」切り替えて使用可能になっています。

オフショアでは英語でスクリプティングし、日本で使うときは日本語に切り替えて利用が可能です。自分の得意な方で作業ができるので、作業効率のアップも見込めます。

英語に対応しているテスト自動化ツールの機能をご紹介

それでは英語に対応しているテスト自動化ツール「 T-DASH」の機能を紹介します。

機能① 自然言語でスクリプティングできる

自然言語(日本語・英語)どちらかでスクリプティングできるようになっています。

以下は、実行言語(日本語)で作成したあるテストケースです。

  1. ログイン画面を開く
  2. ログイン画面のID(という要素)に「IDXXXXX」を入力する
  3. ログイン画面のパスワード(という要素)に「PWXXXXX」を入力する
  4. 「B画面URL」のページが表示されていることを検証する

左から3列目の「動作」が実行言語と呼んでいるものです。プログラミングする際のコードにあたるものなので、プログラミング言語の学習が不要ということになります。

「動作」を並べて、テストケース手順を作成します。日本語が分かれば何をやっているのか分かる、テストケースを作成した人以外にも分かりやすいスクリプトを作成することができます。

機能② UI表示言語、実行言語の(日本語⇔英語)切り替え

T-DASHは、UI表示言語と実行言語の2つの言語を切り替えて使用できます。

UI表示言語  :T-DASHの画面上の表示 エラーメッセージなど

実行言語       :機能①で紹介した「動作」コードに当たる部分

         (ユーザーが作成した名称は翻訳の対象外)   

作業者ごとに選択できるため、得意言語で作業が可能です

(例)

AさんがUI 英語/実行言語 英語でスクリプティング

BさんがUI 日本語/実行言語 日本語に切り替えてテスト実行&実行結果の妥当性チェック

機能①で紹介したテストケースを「UI 英語/実行言語 英語」に切り替えると以下のようになります。

※「テストシナリオ名」「テストケース名」「画面名」「要素名」など、ユーザーが命名した箇所は翻訳の対象外です。

機能③ もう一つのスクリプティング要素 画面要素一覧の紹介

T-DASHでは、テストケース(機能①参照)と画面要素一覧がスクリプティングする上での2大要素になります。「画面名」「要素名」は、スクリプティングする人が自由に命名することができ、画面要素一覧を別画面で管理しています。

「画面名」「要素名」には、機械が認識できるWebページ上の住所のようなもの(XPath)を登録します。

ログイン画面
└ログインボタン://ログインボタンのXpath(以下画面の「値」入力欄)

画面定義画面 ログイン画面の要素一覧

XPathはプログラミング言語ほど覚えることが多くありませんので学習しても良いと思いますが、その時間さえ取るのが難しいときのために、T-DASHではXPathの取得をサポートする機能を備えています。

また、id属性に限りXPathに(id=”XXX”)と簡素化した指定が可能です。開発チームと連携することが可能な体制であれば、この機能を使うこともできます。

まとめ

T-DASHは人間が見て分かりやすい自然言語(日本語・英語)でスクリプティングできます。T-DASHには4つの「しやすさ」があります。

  • プログラミング言語が分からない人をアサインできるという意味での人の確保のしやすさ
  • 日本語が苦手な人をアサインできるという意味での人材確保のしやすさ
  • これらによるメンテナンス体制の維持のしやすさ
  • メンテナンスを続けて使い続けることで導入コストの回収のしやすさ

個人の得意な言葉で作業できるという面でのダイバーシティ要素を兼ね備えたテスト自動化ツールです。

誰でもカンタンにテスト自動化ができる時代は、すぐそこまできています。当サイトでは、テスト自動化ツールに興味のある方へ、「テスト自動化 推進ガイドブック」と「テスト自動化ツールT-DASH 基本ガイドブック」のダウンロード資料をご用意しております。ぜひダウンロードいただき、資料をご覧ください。