[iOSアプリ]標準動作一覧 / タップ操作
はじめに
iOSアプリの「タップ操作」カテゴリに含まれる、標準動作一覧です。

もくじ
・アプリケーション要素をタップする
・アプリケーション要素が表示されていたらタップする
・最初に見つかったテキストをタップする
・指定した座標をタップする
・指定した座標をダブルタップする
・指定した座標をロングタップする
詳細
アプリケーション要素をタップする
- 指定した要素をタップします。
画面名(設定値1) | 画面定義で設定した画面名を入力する |
要素名(設定値2) | 画面定義で設定した要素名を入力する |
設定値(設定値3) | 入力不可(入力できない) |

アプリケーション要素が表示されていたらタップする
- 指定した要素が表示されていたら、タップします。
- 画面上に表示されていなくても、要素として存在していればタップできます。
- 指定した要素が存在しない状態で本操作を行っても、反応せずエラーにもなりません。
画面名(設定値1) | 画面定義で設定した画面名を入力する |
要素名(設定値2) | 画面定義で設定した要素名を入力する |
設定値(設定値3) | 入力不可(入力できない) |

最初に見つかったテキストをタップする
- 設定値で指定したテキストを画面内から探し、最初に設定値と一致するテキストが見つかった時点で、それをタップします。
- テキストの一致は「完全一致」ではなく「部分一致」で検証されます。
- 必須条件:「アプリケーションを起動する」関連のアクションがテスト手順に含まれない場合は、動作しません。
- 設定値で指定したテキストが見つからない場合は、エラーになります。
画面名(設定値1) | 入力不可(入力できない) |
要素名(設定値2) | 入力不可(入力できない) |
設定値(設定値3) | 画面内で探してタップしたいテキストを入力する |

指定した座標をタップする
- 指定したX座標、Y座標をタップします。
- 座標は、画面の左上隅を (0,
0)とする基準点からの距離で指定します。
右方向がX軸、下方向がY軸となり、それぞれの値が増えることで位置を表します。 - 必須条件:「アプリケーションを起動する」関連のアクションがテスト手順に含まれない場合は、動作しません。
- 指定した座標が画面内に存在しない状態で本操作を行う場合、エラーにはならず正しく動作します。 ※参考
画面名(設定値1) | X座標を半角数字で入力する |
要素名(設定値2) | Y座標を半角数字で入力する |
設定値(設定値3) | 入力不可(入力できない) |

指定した座標をダブルタップする
- 指定したX座標、Y座標をダブルタップします。
- 座標は、画面の左上隅を (0,
0)とする基準点からの距離で指定します。
右方向がX軸、下方向がY軸となり、それぞれの値が増えることで位置を表します。 - 必須条件:「アプリケーションを起動する」関連のアクションがテスト手順に含まれない場合は、動作しません。
- 指定した座標が画面内に存在しない状態で本操作を行う場合、エラーにはならず正しく動作します。※参考
画面名(設定値1) | X座標を半角数字で入力する |
要素名(設定値2) | Y座標を半角数字で入力する |
設定値(設定値3) | 入力不可(入力できない) |

指定した座標をロングタップする
- 指定したX座標、Y座標をロングタップします。
- 座標は、画面の左上隅を (0,
0)とする基準点からの距離で指定します。
右方向がX軸、下方向がY軸となり、それぞれの値が増えることで位置を表します。 - 必須条件:「アプリケーションを起動する」関連のアクションがテスト手順に含まれない場合は、動作しません。
- 指定した座標が画面内に存在しない状態で本操作を行う場合、エラーにはならず正しく動作します。※参考
画面名(設定値1) | X座標を半角数字で入力する |
要素名(設定値2) | Y座標を半角数字で入力する |
設定値(設定値3) | ロングタップする秒数を半角数字で入力する |

[※参考]
・画面外の座標(マイナス値や端末の最大値を超える値)であっても、タップすることは可能です。
・画面に表示されている位置に座標は割り当てられていません。
実際には、“画面に表示されている座標”は存在せず、座標は常に画面自体に対して固定されています。
そのため、スクロール操作によって表示領域が移動しても、画面内の座標(X座標,Y座標)は変化しません。
・下図はiPhone 16
Proでの挙動を表しています。
X座標、Y座標の最大値は端末によって異なりますので、ご注意ください。
<マイナス値を座標とする場合>
X座標、Y座標のどちらか、あるいは両方にマイナス値を指定します。
例:(200,-100)の座標を指定すると、その座標がタップされます。

<超過値を座標とする場合>
X座標、Y座標のどちらか、あるいは両方に端末の最大値を超える値を指定します。
例:(200,950)の座標を指定すると、その座標がタップされます。
