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[iOSアプリ]標準動作一覧 / スワイプ操作

はじめに

iOSアプリの「スワイプ操作」カテゴリに含まれる、標準動作一覧です。


もくじ

詳細

垂直方向に画面をスワイプする
垂直方向に画面を指定回数スワイプする
水平方向に画面をスワイプする
アプリケーション要素が表示されるまで下から上へスワイプする
座標指定でスワイプする
座標パーセント指定でスワイプする
アプリケーション要素のテキストが完全一致で表示されるまで下から上へスワイプする
アプリケーション要素のテキストが部分一致で表示されるまで下から上へスワイプする


詳細

垂直方向に画面をスワイプする

  • 開始位置と終了位置のY座標を指定し、それに沿って画面を縦方向にスワイプします。
  • 座標は、現在表示されている画面の高さを100%として、Y座標のみを割合(%)で指定します。
  • (※1)X座標、Y座標のパーセント指定

  • 必須条件:「アプリケーションを起動する」関連のアクションがテスト手順に含まれない場合は、動作しません。
画面名(設定値1) 開始位置のY座標(%)を半角数字で入力する
要素名(設定値2) 終了位置のY座標(%)を半角数字で入力する
設定値(設定値3) 入力不可(入力できない)          


垂直方向に画面を指定回数スワイプする

  • 開始位置と終了位置のY座標を指定し、それに沿って画面を縦方向に、指定した回数スワイプします。
  • 座標は、現在表示されている画面の高さを100%として、Y座標のみを割合(%)で指定します。
  • (※1)X座標、Y座標のパーセント指定

  • 本操作中にスクロール可能な範囲の端まで到達すると、画面が一時的に跳ね返るような動きになり、
    「これ以上スクロールできない」ことを示します。(バウンスアニメーション)
    したがって、もしスワイプする回数が残っていても、画面の表示はそれ以上変化しません。
  • 必須条件:「アプリケーションを起動する」関連のアクションがテスト手順に含まれない場合は、動作しません。
画面名(設定値1) 開始位置のY座標(%)を半角数字で入力する
要素名(設定値2) 終了位置のY座標(%)を半角数字で入力する
設定値(設定値3) スワイプする回数を半角数字で入力する


水平方向に画面をスワイプする

  • 開始位置と終了位置のX座標を指定し、それに沿って画面を横方向にスワイプします。
  • 座標は、現在表示されている画面の横幅を100%として、X座標のみを割合(%)で指定します。
  • (※1)X座標、Y座標のパーセント指定

  • 必須条件:「アプリケーションを起動する」関連のアクションがテスト手順に含まれない場合は、動作しません。
画面名(設定値1) 開始位置のX座標(%)を半角数字で入力する
要素名(設定値2) 終了位置のX座標(%)を半角数字で入力する
設定値(設定値3) 入力不可(入力できない)


アプリケーション要素が表示されるまで下から上へスワイプする

  • 指定したアプリケーション要素が表示されるまで、画面を下から上へスワイプし続けます。
  • 必須条件:「アプリケーションを起動する」関連のアクションがテスト手順に含まれない場合は、動作しません。
  • 指定したアプリケーション要素が存在しない場合、本操作はエラーになります。
  • アプリケーション要素が画面内のどの位置に表示されても、表示された時点で本操作は完了します。
画面名(設定値1) 画面定義で設定した画面名を入力する
要素名(設定値2) 画面定義で設定した要素名を入力する
設定値(設定値3) 入力不可(入力できない)


座標指定でスワイプする

  • 開始位置と終了位置のX座標、Y座標(絶対値)を指定し、それに沿って画面をスワイプします。
  • 座標は、画面の左上隅を (0, 0)とする基準点からの距離で指定します。
    右方向がX軸、下方向がY軸となり、それぞれの値が増えることで位置を表します。

    (※2)X座標、Y座標の絶対値指定

  • 画面外の座標(マイナス値や端末の最大値を超える値)を指定する場合は、開始位置が画面内の座標である必要があります。
  • 必須条件:「アプリケーションを起動する」関連のアクションがテスト手順に含まれない場合は、動作しません。
  • 画面が表示される前にスワイプしてしまう場合は、スワイプする前に「秒待機する」の動作を入れてください。
画面名(設定値1) 開始座標(X座標、Y座標)の数値を半角数字で入力する
要素名(設定値2) 終了座標(X座標、Y座標)の数値を半角数字で入力する
設定値(設定値3) スワイプ操作にかける時間の長さを半角数字で入力する


座標パーセント指定でスワイプする

  • 開始位置と終了位置のX座標、Y座標(パーセント)を指定し、それに沿って画面をスワイプします。
  • 座標は、現在表示されている画面の横幅と縦幅をそれぞれ100%として、X座標、Y座標ともに割合(%)で指定します。
  • (※1)X座標、Y座標のパーセント指定

  • 画面外の座標(マイナス値や100%以上の値)を指定する場合は、開始位置が画面内の座標である必要があります。
  • 必須条件:「アプリケーションを起動する」関連のアクションがテスト手順に含まれない場合は、動作しません。
画面名(設定値1) 開始座標(X座標、Y座標)の割合を半角数字で入力する
要素名(設定値2) 終了座標(X座標、Y座標)の割合を半角数字で入力する
設定値(設定値3) スワイプ操作にかける時間の長さを半角数字で入力する


アプリケーション要素のテキストが完全一致で表示されるまで下から上へスワイプする

  • 指定したアプリケーション要素のテキストが、"完全一致"で画面内に表示されるまでスワイプを繰り返します。
  • 必須条件:「アプリケーションを起動する」関連のアクションがテスト手順に含まれない場合は、動作しません。
  • 指定した要素のテキストが存在しない場合、本操作はエラーになります。
画面名(設定値1) 入力不可(入力できない)
要素名(設定値2) 入力不可(入力できない)
設定値(設定値3) 指定したいアプリケーション要素のテキスト(完全一致)を入力する


アプリケーション要素のテキストが部分一致で表示されるまで下から上へスワイプする

  • 指定したアプリケーション要素のテキストが、"部分一致"で画面内に表示されるまでスワイプを繰り返します。
  • 必須条件:「アプリケーションを起動する」関連のアクションがテスト手順に含まれない場合は、動作しません。
  • 指定した要素のテキストが存在しない場合、本操作はエラーになります。
画面名(設定値1) 入力不可(入力できない)
要素名(設定値2) 入力不可(入力できない)
設定値(設定値3) 指定したいアプリケーション要素のテキスト(部分一致)を入力する





[※1  X座標、Y座標のパーセント指定]

X=0% 画面の左端
X=50% 画面の中央
X=100% 画面の右端
Y=0% 画面の最上部
Y=50% 画面の中央
Y=100% 画面の最下部

・0%未満、100%以上の座標パーセント指定は、画面外の位置を表します。

・パーセント(%)で座標を指定すると、画面サイズに左右されず、どの端末でも同じ相対位置を指定できます。



[※2  X座標、Y座標の絶対値指定]

・端末によって画面サイズが異なるため、座標の範囲(最小値・最大値)も端末ごとに異なります。
テスト対象の端末の画面サイズに応じた座標範囲を考慮して、座標を指定してください。

・座標は常に画面自体に対して固定されているため、表示領域が移動しても画面内の座標(X・Y)は変化しません。

例:下図はiPhone 16 Proでの挙動を表しています。

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