ローコードテスト自動化ツール T-DASH

2024/07/25

7月9日「T-DASHテスト自動化セミナーT-DASHハンズオンセミナー~Webアプリを実際にテスト自動化してみよう~」の質疑に関して

7月9日に開催しました、「T-DASHテスト自動化セミナーT-DASHハンズオンセミナー~Webアプリを実際にテスト自動化してみよう~」にて、セミナー中やアンケートにて多くのご質問をいただきました。
時間の都合上、セミナー中に皆さまのご質問にお答えできなかったこともあり、ご参加いただきました皆さまから頂戴したご質問とその答えを掲載いたします。

ぜひ、ご参考にご覧ください。

Q&A

Q1-1:画面キャプチャを押したのですが画面が出てきません

「画面キャプチャ」をクリックするとオレンジ色のアイコンのウィンドウが表示されない状態でしょうか。
それともオレンジ色アイコンのウィンドウがひょうじされるものの、画面が真っ白な状態でしょうか?

Q1-2:画面キャプチャを押しても何も変化がありません。

ご利用環境はWindowsでしょうか?
Windowsの場合は環境依存で起動できていない可能性があるため、当ハンズオン後に詳細を伺わせていただければと思います。
もしMacであれば、インストーラが入ったzip内に画面キャプチャのインストーラが別に入っているため、そちらのアプリもインストールいただく必要があります。
https://service.valtes.co.jp/t-dash/function/tutorial/initialsetup_variousconfigurations_vol_001


Q2:テストケース作成時、画面項数・要素数が多い場合、どのように使えば使いやすいなどありますか?

基本的には、テストのシナリオを最小限にする。
そのうえで、テストケースにはすべて記載したほうが良い。
ページ単位でテストケースを細分化してもよいが、テストケースが増えてくるとメンテナンスが大変になる。


Q3:画面キャプチャ時に「最適候補」ではなく「XpathFul」を指定した理由を教えていただけますでしょうか。

最適候補を利用しない(スライドP.23)ですが、最適候補内の要素指定が特定の名称を指定したものとなっており、
この後紹介予定のデータドリブンを使用する際にテスト実行の支障となるため、XPathFullを使用するようご紹介しておりました。


Q4:デバック時の画面で開発者ツール(F12などで起動するもの)でhtmlを編集した場合、T-DASHは編集前と編集後どちらが参照されますか?

デバッグ実行時の開発者ツールでの値変更についてですが、デバッグ中に開発者ツールでhtmlを変更した場合、内容が反映されるため、回答としては「編集後が参照される」となります。


Q5-1:デバック中に再開したい場所を指定し「⇒」のボタンを押下した場合、途中から再実施できるとのことですが、画面遷移後も遷移前の画面からスタートすることはできるのでしょうか。
セッション情報等が遷移前・遷移後で変わっている場合は無理かなと思いつつ、確認です。

セッションは戻すことはできません。
その場合は、デバッグをいったん終了して、再度デバッグ開始になります。

Q5-2:テストケースを最小にすることは理解しました。
テストケースを最小にしたとして、テストケースを作成するときの画面定義の選択肢が多いと
選択するのが大変だなと思って質問した次第でした。
これは使い方によって、いい方法があればと思ったのですが、要素名を検索するくらいしかないでしょうか。

現状、画面要素はそのままリストされるのが仕様です
改善案として、開発側と協議してupdateしていきたいと思います


Q6:作成した動作テストをデータドリブンで使用することはできますか?(セミナーの例だと、ichiro@~、passwordのみのデータしか検証できないと思います)

現状、データドリブンをご利用いただく場合はテストスイートのみで動作セットについては非対応となっております。ただ、動作セットでも利用したいというお声は他にもいただいているため今後の開発に反映させていただきます。


Q7:①もし、ユーザーに入力されたパスワード「大文字英数字のみ」になっていることを確認するというのを作りたい場合、手順はどれを選択したら良いでしょうか?
②テストケースは順番並び替えできないでしょうか?デバック実行のときに、選択していない不要なテストケースも出てきて、止まってしまいます。

①正規表現を使用する必要があるため、カスタム動作で処理を作成する必要があります。
②ドラッグアンドドロップで並び替えは可能です。
→カスタム動作の作成方法については、チュートリアル記事をご確認ください。
https://service.valtes.co.jp/t-dash/function/tutorial/custombehavior_vol_002
https://service.valtes.co.jp/t-dash/function/tutorial/custombehavior_vol_003


Q8:ツリーアイテムの選択の仕方について教えてください

要素をクリックする操作を行うことで選択できると思われます。


Q9:ポップアップダイアログが表示されてテキスト入力やボタンクリックする方法について教えてください

ポップアップダイアログがHTMLで書かれている場合は、標準動作で画面要素を指定して操作できます。

iframeをご利用の際は以下を参考に手順を作成する必要があります。
https://service.valtes.co.jp/t-dash/function/tutorial/troubleshooting_vol_001

alert/confirm/promptなどのjavascriptで表示する場合は、カスタム動作で作成する必要があります。


Q10:非正常テスト可能ですか

非正常のテストケース次第
エラーメッセージでもって非正常と確認するなら、エラーメッセージの存在チェックをする
データが表示されないをもって非正常と確認するなら、データが表示されないなどでチェックする


Q11:管理者面からユーザー一覧を見て、特定のユーザーを見つけて編集をしたい場合、今日教えていただいたデータドリブンを使ったらよいでしょうか?

テストケースに依存します
察するに、表示されてるユーザーを指定して、そのユーザー名を使ってログインしたいと推測します。
その場合は、テキストを取得する → 取得した値を変数に保存する として、その変数を用いてログイン名のフォームで「テキストを入力する」 といった流れになると思います。


Q12:御社のT-DASHアプリ内でif文を作成したいと考えているのですが、作成方法が分かりません。どのように作成したらよろしいでしょうか?

条件分岐については2通りの実現方法があります。
①要素の表示有無で条件分岐が可能であれば、動作「要素が表示されていたらクリックする」を使用することで条件分岐動作を実現できます。(要素が表示されていたらクリックする が続けてテストケースにあり、表示されていなくてもエラーとはならずにテストは進行します)
②条件が要素の表示有無以外の場合は、カスタム動作を作成いただくことで実現が可能となります。カスタム動作の作成方法については、チュートリアル記事をご確認ください。
https://service.valtes.co.jp/t-dash/function/tutorial/custombehavior_vol_002
https://service.valtes.co.jp/t-dash/function/tutorial/custombehavior_vol_003


Q13:製品AとBは、同じWeb構成をしていますが、一部locatorが異なる部分があります。
製品A、Bで同じテストスイートを使いまわしたい時、T-DASHの画面定義で製品ごとのlocatorを定義する必要があるのでしょうか?

画面定義を用いずに、カスタム動作の中でlocatorを制御することである程度は実現できます
カスタム動作の引数にA、Bの情報を渡します
カスタム動作の中では、引数に応じて画面要素を選択し(IF文などで)、処理させる。


Q14:APIテスト時にAPIスタブとして利用することはできますか?

APIスタブの機能はございません。


Q15:[現在の●●]という機能があるのは確認できたのですが、来月/月末等の日付を簡単に入力する方法はありませんか?

カスタム動作で取得することができます。


Q16:画面上に表示されているデータを取得して、変数に保存することはできたのですが、データ取得せずに、変数を定義するようなことはできませんか? ▼例  ${name} = 鈴木太郎  ${age} = 20

カスタム動作で変数を定義することができます。
参考
https://qiita.com/emurin/items/028bae7a25d4c020ed62


Q17:データ取得した内容を変数に格納する機能がありますが、格納している変数の一覧を見ることはできますか?デバッグモード等でも

カスタム動作を用いて、定常的にログに出力することはできます。
robot frameworkの Log を用いれば常時変数の値をレポートに出力できます。


Q18:正規表現で使えるのは、どのような記法に対応していますか?

正規表現は、カスタム動作を用いて実現できます。
そのため、python、robot frameworkの記述形式に対応しています。


Q19:特定要素が現れるまで待機する機能はありますが、特定の要素の値が●●になるまで待機するような機能はありすか?ウェイトするしかないでしょうか?

テスト対象の仕様により、実現するか保証できませんが
画面要素の定義でXpathにて、対象属性=●●の情報を含めます。
そして、この画面要素が「画面に表示されるまで待つ」を指定してみたらいかがでしょうか?


Q20:ライセンスは1ライセンスから購入可能でしょうか?

可能です。


T-DASHでは、T-DASH公式サイトにて様々な使い方を紹介するチュートリアルや機能についてのFAQがございます。また、ご利用に関するご不明点はT-DASHサポートまでお気軽にご相談ください。
引き続き、T-DASHをよろしくお願いいたします。

ご好評につき、T-DASHテスト自動化セミナーT-DASHハンズオンセミナーvol.2 ~Webアプリを実際にテスト自動化してみよう~の8月開催が決定!

セミナーに関する情報は、>>ウェビナーやイベント情報 からご確認いただけます。