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2025/02/10
12月18日「T-DASHテスト自動化セミナーT-DASHハンズオンセミナー~Webアプリを実際にテスト自動化してみようvol.6~」の質疑に関して
12月18日に開催しました、「T-DASHテスト自動化セミナーT-DASHハンズオンセミナー~Webアプリを実際にテスト自動化してみようvol.6~」にて、セミナー中やアンケートにて多くのご質問や課題を頂戴いたしました。
時間の都合上、セミナー中に皆さまのご質問にお答えできなかったこともあり、ご参加いただきました皆さまから頂戴したご質問・課題について、回答として掲載いたします。
ぜひ、ご参考にご覧ください。
Q&A
Q1:セミナー終盤にQA投稿させていただきましたが、3種以外のブラウザが使えるのか、バージョンは動作環境に依存するのかを教えていただきたく思います。
また、動的なページで要素のxpathが変わってしまう場合の対処方法もお聞きしたく思います。(HTML側で要素毎にID指定しておくなどでしょうか?)
T-DASHの標準で利用可能なブラウザはChrome, Edge, Firefoxのみになります。
ブラウザバージョンは動作するPCのブラウザバージョンに依存します。
動的なページの要素はIDの場合は一意に特定できますが、以下を参考にしていただけますでしょうか。
Q2:キーとプロジェクト名の違いは何ですか?使い分けはどのようにすればよいでしょうか?
キーはPCに保存されるフォルダ名になります。
そのため、半角英数のみになっております。
プロジェクト名はT-DASH上に表示されるプロジェクトの名称になるためわかりやすい名称を付けてください。
Q3:パス取得実行後はトラッキング(黄色の部分)がずれているようなのですがなぜでしょうか?
ご迷惑をおかけし申し訳ありません。
プログラムの仕組み上ずれて表示される場合があります。
こちらは不具合と認識していますので、現在修正中でございます。
Q4:ログイン画面には「ログイン」と記載の要素が2つ(ヘッダのナビゲーションとボタン)ありますが、自動実行ではボタンしか取得していないですが、判定上の優先度等があるのでしょうか。
input要素を優先に取得するようになっております。
Q5:メールアドレスやパスワードはテストケース内で設定するしかないものですか?
動作セット機能で値を設定した動作セットをご利用になるか、データドリブン機能で設定値を設定するなどが可能です。
Q6:例えば他のテストケースでも使用したい場合、環境変数的なものとしてまとめて管理はできますか?
現在変数を定義する機能はありませんので、カスタム動作を利用して、
例えばRobotFrameworkのキーワードのSet Suite Variableなどを利用して、変数を保存するような動作を作成していただく必要があります。
Q7:テーブル表示されているデータを一括で取得して件数や表示内容を纏めてテストすることは可能ですか?
T-DASHの標準動作ではできません。
カスタム動作を利用して、RobotFrameworkやPythonコードで検証することになります。
Q8:最初から全ての要素をxpathfullで指定しておいた方が安全?
レスポンシブな画面になると、xpathは動的に変わってしまいます。
そのため、一意に特定できる、最適なXPathを作成したほうが、テストは安定して実行できます。
Q9:要素のpathに正規表現(アスタリスク等)は使えますか?
一般的なWebのXPathであれば設定可能です。
Q10:カレンダー部品はどのようにクリックできますか?例えば特定の日時を指定出来ますか?
カレンダーの作りによりますが、datepickerについてはクリック操作はできないため、input type=”date”のvalueに対して日付を直接入力していただくことになります。
Q11:テストランでは、データドリブンの全件は実行されていないようですが、仕様ですか?
データドリブン機能はテストスイートとテストランそれぞれでデータを保持されており、設定数分繰り返し実行されるようになっています。
設定値の内容によって途中までの実行となっている可能性があるため、データドリブン設定値をご確認いただき再度実行いただきますと幸いです。
再度同様の症状が発生した際はT-DASH内のお問い合わせアイコンからご連絡いただけますとスタッフにてサポートも可能です。
Q12:画面定義の画面カテゴリーって何でしょうか?
画面カテゴリーは任意の名称で画面定義をグループ化できる機能となっております。画面数が多くなった場合などにジャンル分けするなどして活用いただくことを想定しています。
Q13:Edge、Chrome、Firefox以外のブラウザのテストは可能でしょうか?また各ブラウザのバージョンは、実行環境(T-DASTを実行するPCにインストールされたもの)に依存しますか?
現状、Edge・Chrome・Firefox以外のブラウザテストについては非対応となっております。テストに使用するブラウザはご記載いただいている通り、T-DASH実行PCにインストールされているバージョンに依存します。
Q14:テスト実行するとブラウザとWebドライバーのバージョンが一致していません。
「ブラウザとWebドライバーのバージョンが一致しているか確認してください。」
というメッセージが出て「ホーム」画面のURLをブラウザで開く部分で失敗します。
ブラウザのバージョンが最新でないと実行できないのでしょうか。
ブラウザバージョンが最新でないといけない というわけではなく、ドライバーが存在すればブラウザバージョンは問わずテスト実行可能です。
基本的にお使いのブラウザバージョンに合わせて、テスト自動化に必要なWebドライバーをダウンロードする仕組みとなっていますが、ご利用バージョンやアップデートのタイミングなどにより取得ができない場合があります。
Webドライバーの手動更新についてはチュートリアルで手順をご紹介しておりますのでご確認いただけますと幸いです。
参考
・テスト実行時「ブラウザが見つかりません。ブラウザを開く動作を実行しておく必要があります。」が表示されたときの対処法
T-DASHでは、T-DASH公式サイトにて様々な使い方を紹介するチュートリアルや機能についてのFAQがございます。また、ご利用に関するご不明点はT-DASHサポートまでお気軽にご相談ください。
引き続き、T-DASHをよろしくお願いいたします。
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