コマンドライン実行機能でAnyTestと連携してモバイルのテスト自動化しよう
はじめに
T-DASHには、AnyTestを連携することで、モバイル端末での検証の自動化を可能にする機能があります。
この機能がコマンドライン実行機能にも実装されました。
コマンドライン実行からAnyTest連携を行ってみましょう。
ゴール
コマンドライン実行機能から、AnyTestの端末でテスト実行できること
前提
1. コマンドライン実行環境に関して
- 「コマンドライン実行機能を活用してみよう(CI/CD連携)」の内容を理解している
- コマンドライン実行環境のセットアップが完了している
- コマンドライン実行機能で使用するためのsyncフォルダに
テストラン作成モーダルのテスト環境選択で「AnyTest連携」を設定したテストランが含まれている - コマンドライン実行機能で使用するためのsyncフォルダを
コマンドライン実行用プロジェクトフォルダに配置している
※コマンドライン実行用プロジェクトフォルダ
%USERPROFILE%\AppData\Local\Programs\T-DASH\projects\commandlinetestrun
2. AnyTestに関して
- 「AnyTest連携してモバイルのテスト自動化をしよう」の内容を理解している
- AnyTestアカウントを取得している
3. T-DASHに関して
- T-DASHを起動していない
注意事項
- コマンドの生成に関してはこちら
手順
1. AnyTestとの連携設定「API User_name」「API Accsess_key」「Device id」を確認する
1.AnyTestにログインする
2.ユーザーアイコンをクリックし、「Profile」をクリックする
3.「API User_name」と「API Accsess_key」を確認する
4.「Start」をクリックする
5.「Devices」をクリックする
6. 使用したいデバイスをマウスオーバーし、「More details」をクリックする
7.「Device id」を確認する
2. AnyTest連携設定に対応したコマンドとオプション、その引数を作成する
- 実行対象のテストラン
testrun AnyTestブラウザのテストラン
※テストラン作成モーダルのテスト環境選択で「AnyTest連携」を設定したテストランを必ず含めること - ユーザー名
--anytest_user
example@example.com
- APIキー
--anytest_key
anytestApiKey
- AnyTestで使用するデバイスのID
--anytest_device 170
- AnyTest連携の実行時間(実行時間を決定してください)
--anytest_runtime 5
3. テスト実行する
- コマンドプロンプトを開く
- tdash.exeのあるフォルダに移動する
cd %USERPROFILE%\AppData\Local\Programs\T-DASH
※必ず、T-DASHがインストールされたフォルダから実行してください - 手順2で整理したテストラン実行コマンドを実行する
tdash.exe
AnyTestブラウザのテストラン
--anytest_user example@example.com --anytest_key anytestApiKey --anytest_device 170 --anytest_runtime 5
注意事項
- AnyTest連携を行うテストランを含んでいる場合、–browserオプションを使用することはできません。
4.レポートを確認する
- テスト実行完了後、コマンドプロンプトに記載のあるフォルダを開く
- 「log-yyyymmdd-hhmmss.html」と「report-yyyymmdd-hhmmss.html」を開き、実施結果の詳細を確認する