MacOSでT-DASHが起動できなかったり、テスト実行で失敗する時の注意点
はじめに
MacOSでT-DASHが起動できない、テスト実行が失敗になる場合に注意いただきたいことをご紹介します。
もくじ
1. 正常なインストール
1-1. MacでT-DASHをインストールする
「QUINTEEマイページ」よりログインして、Mac版T-DASHのインストーラーをダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを解凍し、dmgファイルを起動します。
Applicationsフォルダに、T-DASH.appをドラッグ&ドロップでインストールします。
「アプリケーション」の中に、t-dash.appが追加されていたらインストール完了です。
1-2. 起動する
T-DASHを起動する際は、必ず「アプリケーション」→「t-dash.app」から起動します。
2. エラー事象
2-1. T-DASHが起動できない場合
2-1-1. 原因1:T-DASHをdmgファイルから起動している
dmgのappファイルをダブルクリックすると、仮想ファイルがマウントされT-DASHを起動しようとします。
(DockにあるT-DASHアイコンがジャンプして起動中の動きになります)
エラーの原因となりますので、ここからT-DASHを起動しないでください。
必ず「アプリケーション」→「t-dash.app」のインストール済みのappを起動してください。
2-2. テスト実行で失敗する場合
テスト実行の際に、「要素が見つかりません。:valtes check variable exists」のエラーが出てテストが失敗することがあります。
2-2-1. 原因1:T-DASHをdmgファイルから起動しようとしている
「2-1. T-DASHが起動できない場合」の時と同様に、dmgファイルからT-DASHを起動してしまった場合に出ることがあるエラーです。
dmgファイルから直接起動したアプリは一時的に実行されている状態なので、仮想ドライブをアンマウントしたり、Macを再起動すると、そのアプリは終了します。
必ず「アプリケーション」→「t-dash.app」から起動してください。
2-2-2. 原因2:Pythonが正しくダウンロードされていない
Macでの環境構築が正しくされていないと、該当エラーが出ることがあります。
MacではPythonをユーザー様でインストールいただく必要があるため、バージョン3.8以上のPythonをインストールしてください。
以下のチュートリアルをご参照ください。
■【mac向け】Pythonをインストール
https://service.valtes.co.jp/t-dash/function/tutorial/initialsetup_variousconfigurations_vol_003