Debug Proxy

概要

WildnetでDebug Proxyを使うと、インターネットとユーザーのコンピュータの間でどんなデータがやり取りされているかを確認することができます。
例えば、ウェブサイトにアクセスしたときにどんなリクエストが送られて、どんなレスポンスが返ってくるかを確認できます。
Debug Proxyを使うためには、ネットワークトラフィックを監視できるツールが必要です。

例として、Charles Proxy を使ったネットワークトラフィックを監視方法を説明します。
Charlesとは、HTTPプロキシ/HTTPモニター/リバースプロキシです。
これを使うと、開発者は自分のマシンとインターネット間のすべてのHTTPおよびSSL/HTTPSトラフィックを見ることができます。
リクエスト、レスポンス、HTTPヘッダー(クッキーやキャッシュ情報を含む)も確認できます。

PDAをまだダウンロードまたはインストールしていない場合は、 インストールと認証をご確認ください。

前提条件

  • PDAアプリケーションのインストールと認証が完了していることを確認してください。
  • 以下のURL/IPがネットワーク内で許可されていることを確認してください。
    • https://wildnetserverservices.pcloudy.com
    • IP: 65.1.200.201
    • https://wildnetservices.pcloudy.com
    • IP: 3.6.161.28
    • https://wildnetservices.pcloudy.com
  • Wildnet機能を利用するため以下のポートを有効にしてください。
    • 80 -- HTTP
    • 443 -- HTTPS

詳細

Debug Proxy

  1. Charles Proxyをインストールして開きます。
  2. 設定アイコンにカーソルを合わせて「Proxy Settings」を選択します。
  3. 「Proxy Settings」ダイアログボックスの「Proxies」タブで、HTTP Proxyセクションにポート番号が表示されます。このポート番号をメモします。
  4. インストールと認証を参考に、PDAへ認証情報を入力します。
  5. PDAの「Debug proxy(Optional)」へメモしたポート番号を入力し、「→」をクリックします。
  6. 「Wildnet」が選択し「Activate」をクリックします。Wildnetと同様の手順でテストを行います。
    Charlesにネットワークトラフィックの監視内容が表示されます。