テストレポートの確認

概要

レポート機能を使用すると、テストセッションの詳細な結果を確認できます。
これにより、アプリのパフォーマンスやエラーの詳細を把握し、問題の特定と解決に役立てることができます。
テストが完了し、デバイスをリリースすると、レポートが自動的に生成されます。

もくじ

  1. レポート画面に移動
  2. All Reports
  3. Manual Report

1. レポート画面に移動

テストが完了し、デバイスをリリースすると、レポートが自動的に生成されます。
生成したレポートは、レポート画面でいつでも確認することができます。
レポート画面へ表示方法は2通りあります。

サイドメニューからのレポートを確認は、いつでもレポートを確認したい場合に便利です。
一方、Releaseタイミングで確認する方法は、テスト終了後すぐにレポートを確認したい場合に適しています。


サイドメニューからのレポートを確認

  1. サイドメニューより「Reports」をクリックします。
  2. All Reportsが表示されました。

Releaseタイミングで確認

  1. テストが完了し「Release」をクリックします。
  2. 「View Reports」をクリックします。
  3. All Reportsが表示されました。

2. All Reports

All Reports画面の操作方法を説明します。
All Reports画面では、レポート一覧が確認でき、以下の操作が可能です。


  1. 画面の説明をします。
    ①Session Name:テストしたデバイス名です。
     Manualで実施した場合はデバイスの簡易名で表示され、Automationで実施した場合はデバイスフルネームで表示されます。
    ②Session type:「Device」のみです。
    ③Type:テスト実施方法が「Manual」か「Automation」で表示されます。
    ④Date:テストを実施した日時が表示されます。
    ⑤Duration(in minutes):テスト実施時間(分)が表示されます。
    ⑥View Report:クリックすると、レポート画面が別タブで開きます。
    ⑦Copy report link for sharing:クリックすると、レポートのURLがコピーされます。
     表示されていない場合は、レポートURLのコピーをご確認ください。

レポート検索

  1. レポートを検索することができます。Session Name / Type / Dateの中から部分一致したレポートが表示されます。
    例えば「Pixel 7」と検索すると、「Pixel」または「7」のいずれかを含むレポートが表示されます。
  2. フィルター検索もできます。
  3. Session type/Report Type/Dateより検索できます。
  4. 選択したフィルターが表示されます。「✕」でフィルター条件を削除することもできます。
    「Reset」をクリックし、フィルターを解除します。

レポート削除

  1. レポートのチェックボックスをONにすると、レポートを削除することができます。
    一度削除されたレポートは復元できません。
    「Delete」をクリックします。
  2. 「Do you want to delete the reports?(レポートを削除しますか?)」を確認後、「YES」をクリックします。
  3. レポートが削除され、画面右下に成功通知が表示されました。

レポートを開く

  1. 「View Report」をクリックすると、レポート画面が新しいタブで開きます。
  2. レポート画面が表示されました。

レポートURLのコピー

  1. コピーアイコンをクリックします。
  2. 画面右下に「Report Link Copied to clipboard!(レポートリンクがクリップボードにコピーされました!)」と成功通知が表示されます。
  3. レポートのURLのコピーアイコンが表示されていない場合、「ユーザーアイコン」→「Profile」の順にクリックします。
  4. 「Enable Sharable reports」のトグルを有効化します。
  5. 画面右下に「You are ready share your reports. To share go to All Reports.(これでレポートを共有する準備ができました。
    共有するには、[すべてのレポート]に移動します。)」と成功通知が表示されます。
    レポート画面に戻ります。
  6. All Reports画面にレポートのコピーアイコンが表示されました。

3. Manual Report

手動でテストを実施した際のManual Report画面の操作方法を説明します。
テスト実施時にログなどを有効化しないと記録されないため、ご注意ください。
有効化の操作方法については、以下の説明文中にリンクがありますので、そちらをご確認ください。


  1. 確認したいレポートの「View Report」アイコンをクリックします。
  2. レポート画面が表示されました。レポート上部にはテストに関する情報が記載されています。
    1. Session name:デバイスの簡易名称
    2. Started On:テスト開始日時
    3. Completed On:テスト終了日時
    4. Duration:テスト実施時間(分)
    5. デバイス情報:デバイスの詳細情報が記載されています。
  3. アコーディオンをクリックすると、テストセッションの詳細な結果が確認できます。
    「Expand all」をクリックすると、すべてのアコーディオンが開きます。
  4. すべてのアコーディオンが開いている状態です。「Collapse All」をクリックすると、すべてのアコーディオンが閉じます。
    • Battery Chart / Memory Chart / CPU Chart:
      「Analysis」を有効化することにより記録されます。 詳細はパフォーマンスの監視をご確認ください。
    • Snapshots:
      テストの実行中にスクリーンショットをとった場合に表示されます。 詳細はスクリーンショットをご確認ください。
    • Logs:
      「Logs」を有効化することにより記録されます。 詳細はデバイスログの確認をご確認ください。
    • Videos:
      テストの実行中にビデオキャプチャをした場合に表示されます。 詳細はビデオキャプチャをご確認ください。
  5. 「Collapse All」をクリックすると、すべてのアコーディオンが閉じます。
  6. Battery Chart / Memory Chart / CPU Chartでは、アプリのCPU使用率、メモリ使用量、バッテリー消費量などのパフォーマンスメトリクスを監視できます。
    これらの記録方法は、パフォーマンスの監視をご確認ください。
    グラフ上にマウスホバーすると数値が表示されます。
    グラフ上で、マウスホイールをスクロールすると、グラフの表示時間の間隔が変更できます。
  7. 下にスクロースし、間隔を狭めた状態
  8. 上にスクロースし、間隔を広くした状態
  9. Snapshotsでは画像をダウンロードすることができます。 スクリーンショットの撮り方はスクリーンショットをご確認ください。
    画像のダウンロードアイコンをクリックし、ダウンロードします。
  10. 「Select All」をクリックすると、すべての画像が選択されます。
  11. ひとつずつ画像を選択することもできます。
  12. 「Download」をクリックしすると、選択した画像がダウンロードできます。
  13. Logsでは、ログテキストをダウンロードすることができます。ログをクリックするとダウンロードできます。
    「Logs」を有効化しないとログは生成されません。有効化方法はデバイスログの確認をご確認ください。
  14. Videosではビデオキャプチャをダウンロードすることができます。ビデオキャプチャをクリックするとダウンロードできます。
    「Video Recording」を有効化しないとビデオキャプチャは生成されません。有効化方法はビデオキャプチャをご確認ください。