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導入事例

株式会社Kyash様

バルテスとは、「一緒にモノづくりをするメンバー」
としてやり取りができている

「新しいお金の文化」を創造することを
目指すFintech企業「株式会社Kyash」

はじめに株式会社Kyash様の概要をお教えください。

株式会社Kyash
QA Team
原 由香 様
(ZOOMによるオンライン・インタビュー画像です)

はじめに株式会社Kyash様の概要をお教えください。

原 様:
Kyashには、「価値移動のインフラを創る」ミッションがあります。新しい価値移動のインフラづくりを通じて、多くの人々の生活に寄り添った「新しいお金の文化」を創造することを目指しています。これを体現するのが我々のプロダクトである決済サービス『Kyash(キャッシュ)』です。
『Kyash』はお金に関わる大きなひとつのアプリで、この中に決済や送金といった数々の機能を実装しています。私たちは価値あるインフラを作ることにフォーカスし、いかにそれを高めて、新たな良い機能を出していくかを考えています。

当社のサービスを社会から見ると、他の様々なキャッシュレスサービスと同一線上に見られてしまうことが多いのですが、競合になるというイメージを持っていません。どちらかといえば同じ分野で棲み分けている感覚です。なぜなら、『Kyash』は特定のサービスに付随した決済サービスではなく「決済サービス単体で生きている生物」のようなもので、どのサービス・プラットフォームとも組めるため、いろいろなキャッシュレスサービスと提携ができることが強みとなっています。

第三者検証サービスの導入にあたり、どのような経緯でバルテスを選ばれたのでしょうか?

原 様:
当時のメンバーが、バルテス様のサービスを以前利用したことがあり、好感触を得ていたことがきっかけだったと聞いています。『Kyash』のエンジニアチームは15人ほどで、プロダクトマネージャーやエンジニアがテストケースを作って、それを自分たちでテストしていたり、他のチームにバグ出しだけ手伝ってもらったりして、チェックしていたようです。しかし、少しずつ機能が複雑化して、社内だけでは品質を担保するのが大変になっていき、まず1回、テストを依頼してみようと考えました。その結果が良かったため、バルテス様に品質保証の観点から継続してテストに入っていただき、品質を高める取り組みが本格的に始まっています。

バルテス様にテスト工程に入ってもらい、見える形での成果物の提供や「こういうことをテストします」といった内容を明確に共有いただくことで、テストにおける重要性や価値を見出すことができたため、テストは「専門家に任せた方が良い」と判断できたのだと思います。

品質を高める文化を浸透させる意味で
バルテスと一緒に上流から動いている

Fintech領域をリードする御社事業で、バルテスをどのようにご利用いただいているのでしょうか?

(ZOOMによるオンライン・インタビュー画像です)

Fintech領域をリードする御社事業で、バルテスをどのようにご利用いただいているのでしょうか?

原 様:
『Kyash』の機能のリリースに関する開発の多くに携わってもらっています。サービスの特性上、「決済」に関わる機能開発やQA活動に力を入れており、そのなかでも特に、後半工程の機能テストをバルテス様にお願いしておりました。いつも緊張感を持ちながら仕事をしていただいています。

私たちが扱っているサービスは、「日常のお金」に関係するものです。その品質価値は便利であると同時に「安心・安全」であることが求められます。
Kyashではプロダクトに関わる全てのメンバーで、より良いサービスを早く提供するために、開発サイクルを早めるなどの生産性の向上に努めるとともに一定の品質を保証するために、開発プロセスへの関わり方やテストアプローチなど、品質の側面からの改善を常に行っています。

私が入社したときは、まだテストプロセスが確立できておらず、どの範囲をどうテストするかが明確ではありませんでした。そこで、テスト計画も含めた、開発プロセスを作った上で、上流からレビューを通して確認していく「シフトレフト(Shift-left)」で対応するようにし、上流工程の中で「こういう機能を作ってみたい」と概念的なレベルのレビューにも、社内メンバーと同じように、バルテス様のメンバーにも、参加してもらう取り組みを進めています。

その取り組みの中でバルテス様と一緒に上流から動いて、いろんな立場の人に多様なタイミングでQAの働きを見てもらい「QAってこういうものなんだ」と会社全体として品質を高める文化を浸透させる働きをしてもらっています。

まず相談してみるところから始めて、
導入体験してみるのが良い

実際にバルテスのサービスを導入し、良かった点を教えてください。

(ZOOMによるオンライン・インタビュー画像です)

実際にバルテスのサービスを導入し、良かった点を教えてください。

原 様:
社内には、品質に対する理解や興味に個人差があります。
そのため、早くアウトプットを見せられた方が、その後の社内の印象や協力性が良くなります。

バルテス様とはQAで当たり前に使う用語や知識でのコミュニケーションがはかれ、そのうえでプロジェクトに協力してもらえたので、やりたかったことがすぐ具現化でき、大変助かりました。その結果、「みんなで品質をよくしていこう」といった協力的な体制が、社内により浸透していった印象があります。私自身は、バルテス様のメンバーもKyashの社員と同じ、「一緒にモノづくりをするメンバー」としてやり取りができており、継続的な関係を構築することができ、本当に良かったと感じています。

バルテスに期待することがありましたら、教えてください。

原 様:
私が知見で「こうだよね」と思っている想定以上の提案を期待しています。スペシャリストとしてやってきた経験値から「こういうやり方があります」とか「こういうアプローチはどうですか?」といった話が今後さらにあるとうれしいです。いろいろな課題があると思いますが、アイデアを持って対応してくれることを期待しています。

最後に、今、バルテスの第三者検証サービスの利用を検討している企業にアドバイスをお願いします。

原 様:
品質に関して何もわからず、どうしたらいいか困っている企業様は、プロフェッショナル集団であるバルテス様にまず相談してみるところから始めて、導入体験してみるのが良いと思います。すでに品質チームがある企業様は、フェーズやプロダクトの特性によって求められるテストが違ってきます。それに対して適切なテストを実行するスキルを持った人を育てたり、すぐに人材を採用したりするのは難しいため、品質保証に特化したバルテス様に、一度相談してみるといいのではないかと思います。

本日はいろいろお話しいただき、
ありがとうございました。

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