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導入事例

株式会社モルフォ様

品質保証で今まで認識してなかった課題が顕在化した感覚です。
それらに大いに満足しています。

株式会社モルフォは、高度なデジタル画像処理技術と最先端の人工知能(AI)・ディープラーニングを融合させた「イメージングAI」で、社会のさまざまな分野に貢献しているイメージング・テクノロジーの研究開発型企業です。2020年夏に、品質保証領域の課題への取り組みの一環として、バルテスのIT組織の課題とそれに対する改善策を約1ヶ月で提案するコンサルティングサービス「クイックサーベイ」をご利用いただきました。

そこで今回は、事業企画部の熊田章人様に、「クイックサーベイ」を御利用になった感想や効果についてお伺いしました。

「イメージングAI」で
社会の様々な分野に貢献する研究開発型企業

はじめに株式会社モルフォ様の事業内容、皆様の役割・御担当を教えてください。

株式会社モルフォ
熊田 様

はじめに株式会社モルフォ様の事業内容、皆様の役割・御担当を教えてください。

熊田 様:
モルフォは主に二つ根幹事業があります。ひとつは画像処理、もうひとつはAIです。
具体的な事案として、分かりやすい事業をあげると、スマートフォンに組み込まれているカメラ機器の手ブレ補正機能や、HDR機能などを作っています。最近では、スマホ以外にも幅を広げており、オートモーティブやスマートシティ業界などにも画像処理とAIを用いた製品を提供しています。

御社の製品の特徴はどういった点にありますか?

熊田 様:
当社は製品の提供形態に特徴があります。カメラそのものではなく、ライブラリという形で様々な製品で使われている機能を提供しているため、当社製品の品質がお客様の製品の品質を支えることになります。

独自対応の品質保証で感じていた
課題感と問題点

今回、バルテスの「クイックサーベイ」を導入した理由と、その背景をお教えください。当時、御社はどのような課題をお持ちだったのでしょうか?

熊田 様:
数年前より性能評価チームを立ち上げ、体制を強化してきたのですが、そこで発生していた課題の一つが「属人化」です。性能評価チームメンバーが増えていくにつれ、組織としてのルールの再構築が必要と感じていました。

また、現在、製品の品質を抜本的に向上させるという目標を掲げており、認識できていない課題を含めて品質管理体制を見直す必要があったことも背景にあり、クイックサーベイを導入することにしました。

今、お伺いした課題を解決する方法は、いくつか考えられると思いますが、複数の選択肢の中からバルテスを選んだ理由を教えてください。

熊田 様:
品質保証のやり方は本当にいろいろあると思いますが、まず、当社のお手本にしたいということがありました。
第三者的な視点から品質管理を見直したいと考えて、バルテスにお願いすることにしました。
利用してからの結果論も含みますが、バルテスは私たちの状況に沿って考えてくれる会社だと感じられたことが一番の理由になると思います。

バルテスの「クイックサーベイ」を選択した理由

「クイックサーベイ」など、バルテスのサービスをお知りになった“きっかけ”は何ですか?

「クイックサーベイ」など、バルテスのサービスをお知りになった“きっかけ”は何ですか?

熊田 様:
第三者検証をする専門の会社があるということは知っていました。きっかけは偶然が重なっています。
実は、ある展示会に当社が出展したとき、出展先に元モルフォ社員のバルテスの方が来られたのです。そこで、第三者検証について詳しく知りたかったこともあり、質問をしているうちに、さらにバルテスからしっかり話を聞いてみたいと思うようになりました。

御依頼前には、社内で議論があったと伺いました。どのような点を話し合われたのでしょうか?

当初、社内で「なぜ品質保証を外注しなければならないのか」という話が出て、議論を繰り返していました。
やっと社内がまとまり、「やってみよう」とバルテスに依頼をしたのは2020年の8月です。

議論がまとまったポイントや「クイックサーベイ」を選ばれた理由や“決め手”を教えてください。

品質保証プロセスの改善を依頼するとなると、ある意味、見えないものではあるので、どういったアウトプットが出るのか、どういう効果があるのか、やってみないと分からない要素があると考えました。

そういう観点からすると、「クイックサーベイ」は、約1ヶ月という短納期でお試しできる――という言い方が正しいのか分かりませんが、スモールスタートできる大きなメリットがあります。これが社内での説得材料となり、選ぶ際の決め手にもなりました。

バルテスと一緒に取り組まれる以前に不安を感じておられたことなどはありますか?

当社はシステムではなく、ライブラリで製品を提供していますので、そこに一般的なシステム開発プロセスを当てはめるのは難しいのではないか、ハードルが高いかもしれないと感じていました。そこに対して、バルテスが真摯に向き合ってくれたのが、具体的な決め手になったのかもしれませんね。

「クイックサーベイ」を実施して
得た成果と「手応え」

1ヶ月間、「クイックサーベイ」を実施されて、熊田様は、その結果をどのように評価されていますか?

熊田 様:
実際には、約2週間で企画提案をしていただけました。これは、当社から品質保証の部分に絞って課題分析をしてほしいと要望したからです。そのため、1ヶ月の残りは他の分析等が可能でした。さっと上手くいきました。ケースとしてはやや特殊かもしれませんが、期待通りの結果にとても満足しています。

たいへんスムーズに進められたのですね。満足されている要因を教えていただけますか?

熊田 様:
最終的には、品質評価のプロセスそのものの見直しを行うことが目標ですが、今回のクイックサーベイでは、まず、評価プロセスのガイドラインの骨子を作成することをゴールに設定しました。そのゴールに対して、バルテスは、課題抽出から丁寧にステップを踏んで、私たちにも分かりやすい形で成果を出してくれました。今まで認識してなかった課題が顕在化した感覚です。そういった点が意に叶っていました。

ありがとうございます。「クイックサーベイ」を経て評価プロセスのガイドライン骨子が完成したのは2020年秋頃ですね。

熊田 様:
そうです。その後、11月から、完成した骨子から実際に評価プロセスのガイドラインの作成を開始しています。3ヶ月たった今もお付き合いいただいています。

そうなりますと、ドキュメントの完成がそろそろ見えてきている状況でしょうか?

熊田 様:
はい。ガイドラインのドキュメントは、すでに完成しています。現在は、パイロット運用という形で、ドキュメントの内容が合っているかを検証しているところです。

現段階で完成したガイドラインに手応えは感じてらっしゃいますか?

熊田 様:
これまで、いろいろとバルテスと対話をして詰めてきたガイドラインなので、私たちの考えをきちんと落とし込んでいただけていると感じています。
手応えについては、パイロット運用が終わってみないと分からないというのが正直なところでしょうか。ただ、モノがきちんとできたことは一つのステップとして高く評価しています。

「はじめの一歩を踏み出さなければ、
いつまでも直らない」

作成したガイドラインを使って、これから、どのように御社製品の品質を上げていこうとされているのか、その展望をお教えいただけますでしょうか?

作成したガイドラインを使って、これから、どのように御社製品の品質を上げていこうとされているのか、その展望をお教えいただけますでしょうか?

熊田 様:
冒頭であげた課題のひとつが「属人化」です。これを無くし、例えば、誰か新しい社員が、私たちの評価グループに参入したとしても、他のメンバーと同じレベルで品質評価ができるようにしていきたいと考えています。

しっかりした品質保証のプロセスを踏むことによって、結果的には開発コストを抑えることもできます。ゆくゆくは開発側の品質保証への負荷を下げ、開発側が、より良いものを創造できる環境を提供したいと考えています。

今後、御社のお客様に対して、どんなサービスや価値を提供していきたいとお考えになっていますか? そのビジョンを教えてください。

熊田 様:
当社の製品をこれまで以上に自信を持ってお客様に提供できるようにしたいという想いを持っています。
ビジネス面では、お客様に対して、当社製品のライブラリという提供形態によるメリット、強み、活用方法などを提示していきたいと思っています。

「クイックサーベイ」とその後のドキュメント作成で手応えを感じたと伺いましたが、今後、バルテスには、どのようなことを期待されていますか?

熊田 様:
期待することは、検討していたころからずっと変わっていません。
やはり、第三者的な視点で多種多様な試みの中でいろいろノウハウを提供いただきたいということです。
現在は、その第三者的な視点から評価プロセスの見直しに取り組んでいますが、次の段階として、私個人としては製品の評価、テストを実施していただきたいというように考えています。

今、「クイックサーベイ」を検討している他の企業様にメッセージをお願いいたします。

熊田 様:
正直なところ、評価プロセスは、すぐに直るものではないと思います。
ただ、はじめの一歩を踏み出さなければ、いつまでも直りませんので、まず、実際にクイックサーベイを活用してやってみることがとても大事ではないでしょうか。

自社製品の品質に対してモヤッとした課題感は持っている企業は多いのではないかと思います。
今回、クイックサーベイを利用することで、漠然としていた課題が、分かりやすく明確な形になりました。課題をきちんと現実のモノとして、社内で認識を共有する機会としてもクイックサーベイは有効だと感じています。

本日はいろいろお話しいただき、
ありがとうございました。

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